床下の対策工事
対策その1 床下シートドライ工法
床下の土から上ってくる湿気は、防湿防カビシートと調湿剤が有効です。防湿シートにより、地面から湿気が上がるのを防ぎ、調湿剤は床下が湿っている時は、湿気を吸収し、乾燥している時は放出します。
①床下の土壌表面に防カビ成分の含まれた専用のシートを敷設します。
注)この段階ではわずかな隙間から湿気が漏れ出てしまう可能性があります
②専用シート(プロモールシート)の敷設後に、全面にゼオライト系調湿剤(ゼオエースプロ)を敷き詰めます。
※ゼオライト系→吸湿性の高い沸石の系統の調湿剤です。
対策その2 換気扇設置工事
床下の通気が悪いためにたまる湿気には換気扇がお勧めです。換気扇は床下に空気の流れを作り、外から乾燥した空気を床下に流し、湿った空気を外へ排出する事で床下の湿度を低下させます。
撹拌ファンによって床下の風を循環させ、排気ファン(風窓部分に設置)にて屋外へ湿気を排出するイメージです。
排気ファン
攪拌ファン(サーキュレーター)
タイマースイッチにて10時〜15時の間にて換気を行います。
撹拌ファンによって床下の風を循環させ、排気ファン(風窓部分に設置)にて屋外へ湿気を排出するイメージです。
排気ファン
攪拌ファン(サーキュレーター)
タイマースイッチにて10時〜15時の間にて換気を行います。
施工後
→シート敷設後は半永久的に湿気を封じ込めます。
→「室内のカビ臭さが消えた。」
「押入れ内の吸湿機に水がたまらなくなった」
などのお客様の声を頂いております。
お勧めするメリットとしては
- 初期投資のみ
- 安価であること
- 床下作業がメインになるため、居住部の荷物などの移動の手間がなくなる点
シートと調湿剤はほぼ半永久的に効果を発揮する点。
湿気対策としてコンクリートを打設するなどに比べ、安価で工事が行える点。
(居住部のフローリングを剥がしたり、生コンを流しこむなど15坪の建物でかなりの費用がかかったとの話も)
(コンクリート敷設ですと一度全てのフローリングを剥がしてからの施工になります。)